お知らせ
金融検査マニュアルの廃止
金融庁は9月10日、2019年12月を目標に従来の「検査マニュアル」の廃止を明らかにしました。
https://www.fsa.go.jp/news/r1/yuushidp/yuushidpgaiyou.pdf
これまでの検査マニュアルは、「債権分類基準」により不良債権を分類し、損失額を算出し引当算定するルールが根幹でしたが、今後の検査・監督方針案について金融庁は、「金融機関が自ら経営理念や方針などを策定し、将来を見通した引当をできるようにする。担保・保証だけではなく将来のキャッシュフローに基づく返済可能性にも着目する」として、金融機関に対してこれまで以上の金融仲介機能の発揮を求めています。
これによって、企業の資金調達時における考え方も大きく変化すると考えられます。